はじめに
Debian GNU/Linux Etch を EUC-JP ロケールで使おうと頑張っています.その時の設定の 記録を残しておきます.
IPA Font
fontconfig の設定のために /etc/fonts/conf.d の 51-local.confを使って IPA フォントを読み込むことができますが, そのままでは文字のベースラインががたがたになるので,conf.avail の 10-unhinted.conf へのシンボリックリンクを貼りました.
ghostscript で IPA フォントを有効にするために, /var/lib/defoma/gs.d/dirs/fonts の CIDFnmap と cidfmap を 修正しました.kochi に対するエントリーが既に入っているので,それを参考にすれば簡単に修正 できます.
日本語ファイル名
Win などで作成された CD や FD の日本語ファイル名をマウント時に読めるよ うにするために,/etc/fstab のオプションに iocharset=euc-jpを追加しました.FD は type に vfatも追加しておきました.
これで SJIS のファイル名の EUC-JP との相互変換ができています.
OpenOffice 3.0.0
OpenOffice 3.0.0 では Debian 用の deb ファイルを含むアーカイブが公開さ れていますので,JRE は同梱されていませんが簡単にインストールできます.
しかしながら,etch ではキー入力に問題が有り,インストール直後の状態で は文字入力ができずハングアップするという問題が発生しました.対策としては, /usr/bin/soffice に手を加え, SAL_NO_XINITTHREADS=true; export SAL_NO_XINITTHREADS の行をアンコメントすることで,無事入力できるようになりました.
dpkg -iで依存関係のエラーが出た場合には,続いて aptitudeを使うことで問題が解決できるようです.
CUPS
OKI MICROLINE 2030N にネットワーク経由で出力しようとして PostScript エ ラーが発生していた問題ですが,いつの間にやら解決されていました.現在も, OKI のサイトから入手したプリンタ対応の PPD ファイルを使っています.
CUPS 側での問題のようでしたが,修正箇所は不明です.ちなみに,使用しているバージョン は 1.2.7-4 となっていました.
CUPS のバージョンアップに伴い,GNOME の GUI を使った場合に PPD ファイ ルの登録がおかしくなる現象がおこり始めました.Web ブラウザで直接 CPUS のサーバーにアクセスすれば正しく PPD が登録でき印刷もできるのですが, GUI でみるとやはりおかしくなります.現在のバージョンは cupsys 1.2.7-4etch2 と gnome-cups-manager 0.31-3 です.
Python2.5 with psyco
インストールの順番が悪かったのか,python2.4 では問題無く動いた pscyco が,2.5 では モジュールが見付からないと言うエラーがでてそのままでは使えませんでした.
解決策として,/usr/share/pycentral/python-psyco/site-packages/psyco/*.py を /usr/lib/python2.5/site-packages/pscyco にシボリックリンクしました.最初の段階 では,このディレクトリには _psyco.so だけがありました.
UIM のツールバーの非表示化
標準では UIM のツールバーがウィンドウに出続けてしまうので, im-switch -s uim-systray としてウィンドウ上部のシステム トレイに表示されるようにしました.こうすると OpenOffice Impress のスライドショーの時に UIM が非表示になります.選択可能な入力方法は im-switch -l で確認できます.標準は uim-toolbar に なっていて,uim 単体だと uim のインターフェースは表示されません.
トラブル
xdvik での文字のずれ
xdvik での TeX dvi ファイルの表示に IPA フォントを使うと,丸括弧の後の 数字の位置など特に半角英数字との位置関係がずれて表示されます.プリント アウトすると正しい位置に表示されるので,画面に表示する時のフォントの位 置情報の扱いに問題があるのだろうと思いますが,今の所対処方は不明です.